untitled Kurashiki|city of art

untitled Kurashiki|city of art

2022

Photo_Sonoko Tanaka

untitled Kurashiki
https://artkurashiki.jp/

●コンセプトコンサルティング(協働)
●プロジェクトブランディング(協働)
●ロゴデザイン
●ウェブサイト開発

観光地では無い、新しい観光地の定義と開発をアート的な視点を持って実現しようとしている実験的なプロジェクトのための媒体を開発しました。タイトルにある「題名をつけることのできない観光地ではない日常の倉敷=untitled Kutashiki」。しかし、それこそが、だれかにとっての非日常であることをインスタレーションとして提示・表現したサイトになります。

だれかの日常の場所は、
だれかにとっての非日常の場所。

「だれかの日常の場所は、だれかにとっての非日常の場所。」をコンセプトに、視点を変えるだけで日常は、まったく新しいものへと変化する。 それを具象化していくために、写真家の皆様に観光写真ではない「日常」を撮影していただきました。

今回、参画していただいたのは、青地大輔さん、田中園子さん、武政智哉さん、田中海月さん。4者4様の視点で「倉敷の日常風景」を切り取ってくれています。

Photo(上から)_Sonoko Tanaka, Daisuke Aochi, Tomoya Takemasa

閲覧する時間で
どんどん写真が変化していく「Feel Kurashiki Now」
→Feel Kurashiki Nowを体験

4人の写真家さんが様々な場所と時間で撮影した体験を、ウェブサイトを閲覧するユーザーがまさにその時間帯を仮体験できるようにと考えた「Feel Kurashiki Now」を企画しました。昼14時に閲覧すれば、写真家さんが14時ごろに撮影した写真を閲覧できる。朝8時に閲覧すれば、写真家さんが8時ごろに撮影した写真を閲覧できる。という体験を共有できるのが「Feel Kurashiki Now」です。結果、閲覧する時間で写真の数も種類もどんどん変わっていく、インスタレーション的な意味も持たせています。閲覧機能としては、各写真を単独で閲覧する場面では、その写真の中で使用されている色情報を読み取り自動的に背景として使用するようなものを企画・実装しました。

Photo_Daisuke Aochi


ロゴマーク|untitled Kurashiki |city of art


「untitled = 題名のない」を具現化するサイトであるため、FilledではなくLineで表現されたロゴをデザインした。Lineもつながったものではなく、切れ目をいれて繋がりをなくすことでさらに透明性を高めた。一方、場所を示す「Kurashiki」は、倉敷のもつカラーアイデンティティ=白黒をわかりやすくイメージさせるようにした。フォントについては、サイト全体をゴシックで統一しているが「Kurashiki」だけは文化や伝統、アート性が感じられるように、敢えてデコラティブなフォントをセレクトした。


初期案|サイトタイトルとロゴ案


このプロジェクトを表現するためのタイトルネーミングにおいて、どのようなものが似つかわしいかを検討する際に同時にロゴ案も提示した。今回のプロジェクトにおいては、タイトルネーミングのコンセプトと響きだけではなく、ビジュアル的な要素も重要視したためである。

Credit

クライアント
倉敷市
アカウンティング
株式会社VIS-A-VIS
プランニング
株式会社VIS-A-VIS、V.I.F., Inc.
アーティストディレクション
株式会社VIS-A-VIS
アートディレクション
石井裕充江、藤若典弘(V.I.F., Inc.)
ロゴデザイン
藤若典弘(V.I.F., Inc.)
コピーライティング
廣田顕久(株式会社VIS-A-VIS)
ウェブディレクション
藤若典弘(V.I.F., Inc.)
ウェブデザイン
石井裕充江(V.I.F., Inc.)
構築
株式会社loop

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